2014年 02月 27日
【今月の営業日など】http://kadoyasake.kanpa-i.com/ 【今月のイベント】http://kadoyasake.com/free/i-kadoya 【当店詳細】 かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787 http://kadoyasake.com 10:00~19:30(火~金)10:00~18:30(土日)月祝定休 店舗の北側に1台分の駐車スペースあり 最近、「お米」という言葉にスゲー敏感です。 お米の知識がある訳でもないんですけど、なんか「お米」に反応する。 ひょっとしたらそれは、日本酒の原料がお米で、お米に関わる事が増えたからかもしれないですねー。 ウチの店で去年12月中旬から売ってます「茨木あまさけ」という、我が地元・茨木市で作られたお米を原材料に、奈良吉野で造って貰ってる甘酒があるんですけど、これについても地元の農家さんのところに何度か足を運ばせて貰っていろんな話を聞いて、様々な事を克服して(大した事ではない)商品化させることが出来たというところで、どこか「お米」に興味を持ってしまってるんですね。 さて、今回ブログで「わざわざ」紹介したいなーって思ってる焼酎があるんっすよ。 コレ。 熊本・人吉にある焼酎の蔵元「豊永酒造」さんが世に送り出してる焼酎なんです。 写真を見てもらったら分かるように、色がついてるでしょ? 普通、焼酎は無色透明(無濾過のものは時期によって白濁したりもする)。 なんで色がついてるかっていうと、シェリー樽に焼酎を漬けてるんです。 じっくり寝かせてる訳です。 で、シェリー樽に寝かせる元の焼酎はどういう焼酎かっていうと、「お米が原料」の焼酎なんです。 お米が原料?つまり米焼酎? そうそう、そのとおり。 焼酎というと、麦焼酎や芋焼酎を思い浮かべる方が多いと思うんですけど、これは私達が毎日毎日、食べる事が普通になってるくらいに日常にある「お米」を原料にして出来上がった焼酎なんです。 この「お米が原料の焼酎」を、あえてシェリー樽に数年寝かせるんだから、それはやっぱり意味があっての事。 製造元の豊永酒造さんは、シャレにならないくらいの「お米のスペシャリスト」。 当主の豊永史郎さんは若かりし頃、原料であるお米を有機農法にて育てようと決めました。 それで、お米を作って下さる農家さんといろいろ話をし、いろんな事があったそうです。 じっくり時間をかけて話し合いをし、理解をしてもらい、そして農家さんと共に同じ方向に向かって進む事ができるようになったんですって。 豊永さんがいつも考えている事があります。それはどんな事かというと、 「蔵のあるこの地“球磨”で焼酎を造る意味」 どうしてこの地に生まれたのか? この地に生まれた意味は何なのか? 500年以上続く「球磨焼酎」。 先人が“球磨”という地でお米を原料にして焼酎を造り出し、そして現在に至るまで伝えたかった事は一体何なのか? 自分がこの地で生かされている意味は何なのか? 毎日考え続け、それを“生き方”で表現する為に「焼酎」に落とし込んでいく。 そして、様々な形で“焼酎を通じて球磨から発信していく”。 確信された豊永さんの思いはもうブレません。 日本人にとって『命』である『お米』を託され、それを原料に焼酎を仕込む。 こんな重要でやりがいのある時代の継承ってあります? すげーと思うんですよ私は。 で、話は戻ります。(とんでもなく支離滅裂ですみません) 今回皆さんに「あえて」ご紹介したかった、シェリー樽に寝かせた、お米が原料の焼酎。 私を信じて一度味わってみて下さい。 シェリー樽から抽出されたエキス分が純米焼酎に見事に移り、ベースとなる純米焼酎の表情が変わっていく。 数年間という熟成期間を経る事で味にまろやかさと丸みが出てくる。 氷ひとつ落としたワイングラスにこの「完がこい」を注ぐと、パーンと香りが華やかに。 樽の香り、そして優しく上品な甘さ・・ ワイングラスから焼酎をひとくち飲んだら、思わず笑顔になってます。 ホント美味しい。 チャンスがあるなら是非味わって欲しい。 【詳細】http://kadoya-sake.ocnk.net/product/93 ★現在、当店店内でも試飲していただくことができます。 【facebook】https://www.facebook.com/sakekadoya ★「いいね」をして頂けると、タイムラインに当店からの情報がアップされます 【Twitter】https://twitter.com/kadoyasake ★フォローして頂けると当店から酒情報をお届けします。
by kadoya-sake
| 2014-02-27 16:44
| 酒
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