大阪酒屋日記 かどや酒店

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2016年 03月 17日

大黒正宗さんのところに行ってきた。

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今日は朝から、灘に遠征。
「大黒正宗」を造る安福又四郎商店の皆さんに会いに行ってきました。

大黒正宗さんは、阪神大震災の影響で数年前に自分のとこの蔵を取り壊さざるを得ませんでした。
その時は廃業も考えたと聞きます。

そんな時、大黒正宗さんと同じ地域で日本酒を醸す、日本酒業界でシェアナンバーワンの大手蔵「白鶴」醸造元の白鶴酒造さんが手を差し伸べてくれたのです。


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灘五郷の歴史、日本酒の歴史、蔵の歴史を絶やしてはならない。
良い酒を醸す大黒正宗の造り手さんの腕を認めていた白鶴さんが、

「ウチで酒を造らないか?」と声を掛けて下さったんですって。

白鶴酒造さん、どれだけ大きな懐の持ち主なのかと思いました。

そして今日、手造り蔵である2号蔵を見せていただきました。
ホント、手造り蔵です。びっくりしました。

驚く程に素晴らしい麹室、大黒正宗の井上さんが驚く程の最高な甑、最近導入されたという火入れ器などなど、とにかく全ては「良い酒を造る為」の設備が整っています。

驚く事ばかりでしたが、それ以上に感動したのは、白鶴酒造2号蔵で「大黒正宗」を醸す井上さんご夫婦の、とんでもなく楽しそうな、そして嬉しそうな笑顔がめちゃくちゃ印象的でした。

今、酒を造り続ける事が出来るということ。
そして、技術者として、最高の環境で最高の酒を造れるということ。

それがきっと、井上さんご夫妻の最高の笑顔だったんじゃないかと私は勝手に想像してしまっております。

将来必ず大黒正宗さんは自社蔵を再建させて復活するのですが(断言)、その時にはどんな蔵でどんな設備を入れて・・などなど、きっと今から井上さんご夫妻は想像しているに違いありません。


白鶴さんの懐の広さ。
タマリマセン。
でも、きっとこれにずっと甘える訳にはいかないでしょう。

必ず再建させる事。
それがきっと、サポートしてくださっている白鶴酒造さんへの恩返しになるのかもしれません。




今日、もうひとつの蔵を見学させていただきました。

それは、白鶴酒造のメイン酒を造っている3号蔵。


大手メーカーさんって、全てオートメーションだと思ってる人が多いと思うんです。
私もそうでした。

確かに小さな蔵に比べて設備もとんでもなく充実しているし、規模もデカイ。
タンクの本数だって、とんでもない数。

でも、全ての行程に必ず「人の手」が加わってます。

びっくりしたのは、酒母室でひとり、とにかくずっと動き続けているひとりの女性の姿。
担当の時間をひとりでこなす。
どんだけキビキビ動きはるんや!っていうくらいに。
感激しました。

そして、とにかく全て美しい。綺麗。掃除が行き届いている。
専門職の人のみしか入れない部屋もあります。
部外者立ち入り禁止の場所もあります。

それは全て「良い酒を造る為」。

なんか安易に造りのシーズンに「蔵見学させてください」って言うてた自分をちょっと責めました(笑)



もうね、ここに書きたい事満載です。
山ほどあります。
時間のある方はウチに来て下さい。
大黒正宗を飲みながら、ひたすら語りたいくらいです。



いやー、とにかく今日はとてもとても充実した、そして勉強になった1日でした。

大黒正宗の井上さん、知久さん。宮川大輔さん。
そして、白鶴酒造の松永さん。

本当にありがとうございました!


そして、いいタイミングで「大黒正宗」の『今の旬』が登場しました。

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写真は一昨年のもの。現在は2016年3月日付です


今期分の「大黒正宗 吟醸なまざけ」が到着しました。
穏やかな香り。そして旨味ドーン。
キュッと引き締まる味わいを持ちながらフワッと口の中で広がる芳醇さは「大黒正宗らしさ」。

是非ともお花見と一緒にどうぞ。

★大黒正宗 吟醸なまざけ 1800ml http://kadoya-sake.ocnk.net/product/971
★大黒正宗 吟醸なまざけ 720ml http://kadoya-sake.ocnk.net/product/972


飲んだほうがエエよなーこれ。







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by kadoya-sake | 2016-03-17 17:45 | | Comments(0)


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